現役プロライターが教える「ライターとして独立する方法」
こんにちは。フクモニライターの東出です。
ここ数年で急激に注目を高めている「在宅ワーク」という働き方。職場が自宅なのでサラリーマンやパートよりもはるかに自由度が高く、憧れている人も多いのではないでしょうか?
そんな在宅ワークの中でもっとも初心者が始めやすいのがライター業。ブログ記事や広告文の作成を受注してお金を稼ぐ業種です。自宅で仕事が完結し、クライアントとの連絡も基本的にメールだけで済むので自分のペースでお金を稼ぐことができます。
本記事を書いている東出もライター業を8年ほど続けていますが、正直これ以上に良い働き方はないと思っています。クライアントが指定した納期さえ守れば問題ないので、目覚まし時計もかけず好きな時間に起き、自宅や近所のカフェで好きな音楽を聴きながら働いています。自分のペースで稼げるので収入面でもメンタル面でもかなりのメリットが多い業種だと思います。
しかし、ライター業一本で食べれるようになるまでは、それなりの工夫と修行が必要でした。そこそこ苦労したこともありますし、今ならコツがわかって簡単にこなせる仕事でも、最初は何倍も時間がかかってしまうなんてこともありました。当時の自分に会えるのなら、アドバイスしたいことはたくさんありますね。
そこで今回、これからライターで在宅ワークを始めたい方のためにライター歴8年のプロライターが「ゼロから始めてライターとして独立する王道」について本記事でお伝えしたいと思います。
初心者がプロのライターとして稼げるようになるまでの道順を丁寧にお伝えしますので、もしあなたがライターとしての独立を考えているのでしたら必見ですよ!
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ライターとして独立したいあなたへ
まずライターとしての独立を考えている方へお伝えしたいのが「一般サラリーマンと同じ収入を得るまでは2〜3年かかる」ということ。
外注のライターにクライアントが求めるスキルは実際はそこまでは高くありません。ライティングの指南書を2〜3冊読んで1年くらい勉強と実践を繰り返せば仕事として成立するだけのスキルは身につきます。
ただ修行期間中はなかなか仕事を見つけるのも難しいですし、仕事が見つかったとしても実績がないうちの単価は基本的に安いです。僕もライターとして最初に取った仕事は時給に換算すると480円でした。最低賃金より安いですね。
稼げるようになるまでは決して甘い道ではないんです。一定の修行期間が絶対に必要で、そういった意味では料理人や職人と近いかもしれないですね。ただきちんとスキルを磨けば単価はドンドン上がっていきますし、仕事に困るということも無くなります。
ライター成功の王道
最初から厳しいことを言ってしまいましたが、間違いなくライターは現代社会でもかなり自由度が高く高収入を狙える職業の一つです。そしてライターとして成功するまではある種の王道があります。それは以下の通りです。
■ライター成功の王道
- 第一段階:副業ライターとしての受注業務
- 第二段階:専業ライターとしての受注業務
- 第三段階:セールスライターとしての成果報酬
- 第四段階:自己ブランディングによるメディア運営
ライターとして成功するまでの王道はだいたい上の四段階です。上に行けば行くほど収入が上がり働く時間が少なくなります。一つずつ見ていきましょう。
第一段階:副業ライターとしての受注業務
まず初心者がスタートするのがここ。副業ライターとしてライター業を開業します。
インターネット上でクライアントを探し、ブログ記事やメディア記事を受注して稼ぐ段階です。
この段階での報酬は基本的に文字単価での受注になります。1文字書いて0.3円くらいが相場ですね。ちなみに前の章でお話した通り、この段階はほとんど修行です。実績がない段階では文字単価も安いですし、業務量を考えると最低賃金より安いなんてことはよくあります。
この第一段階で実績をあげ、スキルが上がると第二段階に進みます。
第二段階:専業ライターとしての受注業務
第二段階は専業ライターとして独立できる段階。ライター一本でご飯が食べられるくらいの収入が得られている状態です。ここまで来るとスキルも上がり実績もできているので文字単価1円〜2円くらいで仕事が取れるようになります。
書くスピードも質も上がっているので仕事の単価も上がり、時給2000円〜3000円くらいで仕事ができるようになります。生活するだけであれば十分な収入を得られる状態です。
第三段階:セールスライターとしての成果報酬
次の段階はセールスライティングを駆使して成果報酬をもらう段階。企業から「〇〇を売って欲しい」という依頼を受けてセールスレターを作成し、成果報酬をもらう働き方です。
この段階になると第一〜第二段階とは比べものにならないだけの額を稼ぐことができます。
売れるセールスレターが書ければ売れた分だけの報酬が安定的に入って来るので、かなり美味しいです。報酬の相場は売上の10%〜50%くらいというところでしょうか。
これはちょっと極端な例ですが、筆者の知り合いには年に1本セールスレターを書くだけで毎年億単位の収入を得ているライターがいるので、夢のある話ですね。基本的にある程度の経験を積んだライターであれば年間数百万円ほどの収入を得ることができるセールスレターは書けるようになります。
ただ、セールスライティングの仕事を受注するのはやや難易度が高いです。成果報酬での仕事を受注するにはクライアントとの信頼関係が必要ですし、実績がないと仕事を取るのが難しいです。
また、セールスライティングは第二段階までで習得したライティングとは必要なスキルが異なるので新たに勉強をしなければいけないですね。
第四段階:自己ブランディングによるメディア運営
第四段階は自己ブランディングによるメディアの運営です。習得した記事作成スキルを使って自分のメディアを作り、仕事を受注したりメディアから広告収入を得てお金を稼ぐことができます。自分の裁量で仕事ができるので、自由度が高く伸び代も無限大です。
これまでの段階でクライアントも付いているので、自分でライターを雇って仕事を渡し、中間手数料を受け取ることで稼ぐこともできます。
第四段階まで行くと、ライターとしては上位5%に入る実力。プロ中のプロと言えますね。
ちなみに余談ですが、本記事の筆者は第三段階と第四段階の間くらいに現在います。
2〜3ヶ月に1回くらいの頻度でセールスライティングで収入を得つつ、自分のメディアを作成してブランディングをしている段階ですね。文字単価での仕事は特別なコネかよほど単価が良い場合以外は受注していません。
この段階まで行くと、上場企業の社員くらいの収入なら余裕で稼げるようになります。
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まずはスキルをあげること
ライターとしての成功の手順をお話しましたが、兎にも角にもまずはスキルを上げないとお話になりません。
おそらくこの記事を読んでいる方は、これからライターとして在宅ワークを始める副業ライターがほとんどだと思います。副業ライターとしての段階は修行の段階ですので、まずはスキルを高めることに集中した方が良いでしょう。
ライティングの指南書を読んでインプットをし、どんなに安い仕事でも受注してみることで学んだことをアウトプットする。この繰り返しで少しずつ稼げるライターへと進化できます。
2年〜3年くらいで食うに困らないライターにはなれますが、これを長いと感じるか短いと感じるかはあなた次第です。ただうまくいけば2〜3年で上場企業サラリーマンくらいの収入は得られるので、相当お得な仕事であるのは間違いありません。
クラウドワークスでスキルを磨きながら収入を
副業ライターとしてスタートしたいなら、まずはクラウドワークスから初めてみることをお勧めします。
クラウドワークスではブログ記事作成や広告文の作成など、様々なライティング業務を受注することができます。
初めはなかなか高単価の仕事を取ることは難しいですが、単価が低めでも収入の足しにはなりますし継続すれば必ず自分の好きなペースで高時給の仕事をできるようになります。
登録も簡単ですので、少しでもライターとしての仕事に興味があるのでしたら試してみることをお勧めしますよ。
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まとめ
いかがでしたか。本記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
ライターとしての成功の道は決して楽な道ではありません。ですが、積み重ねれば確実に自分の好きなペースで望むだけの収入を得られる職業でもあります。
千里の道も一歩から。ぜひこの記事を参考に、あなたのライターとしての一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。